2009年8月1日土曜日

【7/29】フレックスタイム制度運用の必要性

フレックスタイム(flexi-time)は時間単位の仕事の効率を高めるには必要な制度だと思う。
例えば前日子供が泣き止まなかったとか何かの已むに已まれぬ事情で眠れなかった人員を、無理矢理8:30から働かせても効率は上がらない、どころか低くなる。ある日の夕方用事があり、18時定時のところ16時に帰ったとして、効率は落ちるだろうか?会社として何か損失が生じるだろうか?別の日には定時-定時以上にまで働いているのであれば、そんなことはない。むしろ本当は行くべき何かしらの用事を置いておいて18時まで働く方が効率は落ちると思う。

そうは言っても、工場勤務だとなかなかフレックス勤務はできない。前も書いたと思うけれども、事務所には現場上がりの人もいるし、仕事上現場の人と話をすることもある。現場はその日その時その場所にいることが仕事の絶対条件(繁忙の現場なら特に、ある時ある工程の人員が一人でも欠けると工場全体の工程計画に支障をきたしかねない)なので、現場の人はその管理に厳しい目を持っている。
だから、長いことそういった場所で働いてきた僕の上長もフレックスタイムの運用には消極的で、特段の理由(病気、事故、公的機関や銀行関連の用事など)がないとフレックスタイム制度を利用することは雰囲気的には難しい。

直接部門―工場の現場を回す仕事であれば、工場の操業時間に合わせた勤務をすることが必須で、意味がある。それは分かる。
けれども、間接部門の人員はその日その時に執務しなくてはいけない理由はあまりない(アポイントは別として)。もっと包括的なスケジュールの中で求められているアウトプットが出せればそれでいいのではないだろうか。アウトプットの質と、それをいつどの机で作成したかということは、直結していないはない。重要なのは必要なアウトプットを出すことで、定時to定時を守ることではない。
もちろん、間接部門でも他の企業と取引がある人は一般的なオフィスアワーにオフィスにいることにも一定の意義があるけれども、それでも必須というわけではない。そもそも執務中でも会議などで席を外すこともあれば外出中の時があることは変わらないので。外部とのやり取りということについても、定時to定時に決められた机にいる事というよりはいつ何の手段でその人にアクセス可能なのかという見込が立っていることの方が重要のはず。

したがって、純然たる間接部門の人員である僕は、あまり勤務時間にこだわる意味は無く、特段已むに已まれなくない諸事情により朝フレックス出勤してしまうことも、大目に見てもらってもいいはずなんだ。
寝坊してすいません。

◆英語:
NIN『the hand that feeds』他音楽40分


0 件のコメント:

コメントを投稿